チャイナリスクの側面

センセーショナルな映像、暴動で始まりました、反日暴動。
色々な解説がされていますが、解説以外でも検閲されていない情報が
ちらちらと見られるようになっています。
これも、中国国内の反政府側が徐々に増えていっているのがわかるかと思います。
(正直、ネットを完全検閲している国でそういう情報が流れる事自体が
 難しいと思っていたので。)


一番気になっているのは、”反日デモをやりました”じゃなくて”どういう人が反日デモに参加していたのか?”ということ。
基本的に利害関係者の下々の方々が参加するもんだと思っているので、
中国の民衆が金を貰ってデモ参加呼びかけたり、ダレテたり、バスでどこからか動員されてたりっつーのが、ちょろちょろ分かってよかったです。
当たり前ですが、各メディアは本営情報しか流せない事になっているので
正直退屈なお話になるわけです。退屈だと俄然元気になるのがリベラルの特徴で
”だから隣国を大切にしろ”と某朝日新聞が言うわけですが、
そういう関連付けを行うのもこのネット時代にとっては無駄なわけですよ。


当たり前の話ですが、毛沢東の紙もって昔が良かったっていうのは農村側の話で
他の海岸産業地帯で働いている人たちにとって賃金、経営など
経済発展によって味をしめた人たちが毛沢東などの懐古主義になってるとは
思えません。


まさかの時期国家主席が強硬路線になるという、茨の道が待っている日中関係ですが
上層部がそうなら、民衆がいくら冷めててもやり続けるんでしょうね。
でも、もう表現も古いと思うよ。
無理だもん。ネットが発達し、ちょっと第2外国語知ってて
中国内から離れてマンガ喫茶でネットしたら、全然違う情報が流れてるんだもん。
そりゃマズイよ。
世界各国の外資が投資してんのに、反日一本で世界中の工場の不満を
弾けさせたら堪ったもんじゃないですよ。
派手に打って出た暴動の数々ですが、まあそのまんま経済に反映されるんでしょうね。リスクが最終形態になったら決定するだけですよ。
残念ですが。