29日目心境

とりあえず、実家が津波エリアにあって約1ヶ月ですか。
怒涛のような1ヶ月を過ごし気持ちを吐き出そうかと。
正直、かなりいっぱいいっぱいになってます。
特に4/7深夜の余震が精神的にキツイです。
慣れよりトラウマが近いかな。
フラッシュバックするんですよ。
動悸もするようになってきたし。
もう会社の同僚も笑いながら大丈夫ですか?なんか聞いちゃってるし。
笑い事じゃねーんだよ。恐怖なんだよ。こっちは。
地震の度に誰か死んでんだろーが。糞が。
首くくる奴。練炭自殺する奴。死んだ目してる奴。
現地行ってもその場で声掛ける術がねーんだよ。
作れるかどうかわかんないような途方もない工程表作んなくちゃいけねーんだよ。これから。しかも今すぐ。
震度6強なんか動けないんだよ。どこにも。
怖いの。
怖いの振り絞ってメールで大丈夫ってよこしてんの。
被害エリアに避難してる人。
PTSD対応をと声高に叫ぶ必要ないけど、現地は笑いより安心が欲しいの。
ただそれだけ。
それ以外は特にいらないからそれだけ理解して欲しいです。
長期間にわたる”安心”への道は長いけど、多少なり協力していきたいです。


何がこれから必要かを自己判断しながら行動しておりますが
今回産業も農業も一般住民、インフラもズタズタになっているため
長期間の避難生活を強いられる場合が主流なので
地方特有の部落意識をなるべく緩和させるのがよいのではないかと
どうせ口は悪いけど、現状知ってれば悪口以上には発展しないでしょうし。
愚痴聞いてあげるのも一つの案かなと。
10分でも5分でもいい。
意思の疎通をこれからフォローできればよいかなと思っています。
1ヶ月も避難生活していると、そりゃ各自の不満やらなんやらが必ず出てくるし、鬱屈してくるし、やることできないし。
ギスギスしようが不満ぶつけようがなるようにしかならないのが
被害エリア共通の悩みかと思います。
現状は被害エリアの住宅診断など被害受けたものの処理が大きな大工程ですので、岩手、宮城はこの大工程に向けて2,3ヶ月掛けて処理していってほしいです。
(重機メイン作業となりますが罹災証明などが遅れ気味)
食事についても、地方ならではの暖かいものをそれぞれ作っていけたらいいかなと。多少心が収まると思うので
(実際現地は大量の菓子パン類で埋め尽くされてシンドイらしいです)
後でシングルバーナー色々持っていこうと思っています。
水道ガスは暫く不通が続くと思いますので、なんとかカバーできたらと思います。


やっと1ヶ月経って、工場損害も明らかになり納期遅延、工程変更も多くなってきており、それに伴いクレジットクランチ、特に飲食店の倒産など、恐らく日本のGDP10%以上ダウンは免れないと思います。
ですが、生きていくためにはなんとしても復旧しないとどっかのアメリカのおっさんが言ってた”日本は貧乏になるでしょう”が
アメリカと同時に起こってしまうので暫くは頑張らせて頂きます。
会社からの協力も得られそうなので、色々行って来ようかと思ってます。