ボランティアについて

GWが近い中、現地に行ってボランティアして助けたい!
と思ってる方相当いるのは知ってます。
何度か行ってますが、体力次第です。夜寝るときなんかは体力尽きて寝る感じなので。
ホントご好意恩にきります。
特に体力回復が早い学生さんなんかは特に助かります。

思ってるほど自分ができることが少ないことを頭の片隅に入れて
ボランティア活動をお願いしたい次第です。


現在のフェーズ
1)家の片付け(ヘドロ出し、水没家具の搬出等の超力仕事→重機搬出
2)自衛隊における集団捜索、各所給水
3)自治体における仮設住宅建設、敷地探し、車関連、罹災手続き
4)炊き出し
5)水没、地盤沈下エリアの再建築規制(今のところ5/12まで)
6)医療体制の切り替え(救急救命からフォロー体制へ


まず、1番目のヘドロ出し、家具の搬出なのですが
一度水吸った木製の家具は引き出しすら開かない状態になりますので
基本的には破棄されるため、その御家族立会いの下、必要か否か確認しながら
壊しながら外に持ち出さないといけないくらい滅茶苦茶時間かかります。
それ以外も、水吸った畳など、通常の現場作業でやらなくてもいいような
状況下が基本となり、須藤元気氏が石巻で行った行為のように非常に体力消耗します。
まだまだ先が長いので、恐らくこの作業がまだ続くと思われます。
(外に出しておけば、市が廃棄物として持っていってくれます。)
また、これに追加ですが重機作業および廃棄物トラックなどパワー系の
企業ボランティアがいましたら是非現地へお手伝いお願いしたいと思います。
正直ざっと見た感じ瓦礫処理が半年くらいかかりそうなので、少しでもご協力お願いしたいです。


で、4番目の炊き出しについては現地は凄くうれしいかと思うのですが
1番目の家片付けで出払っている人多いので、肩透かしが結構あるかと。
また、避難所に物資はかなり行き渡っている状態ですので
炊き出しメインの作業はあまりないという前提となります。


で、ボランティアにできない2,3、5,6がメイン作業になっているので
結構厳しい状況なんですよね。実は。
避難所も学校開始と伴い縮小、統合で徐々に小さくなっています。
ストレスは相当なものなのでお話ボランティアでもいいかも知れません。
お年寄りとか。
子供によって救われた大人もいるかと思いますが、子供も子供でショック受けてますので
話すことで、話はしなくても遊ぶこと、コミュニケーションなどで少しでも
ショック以外の感情を埋めてあげたいと思います。


あと注意点あります。
1)行く前に予定をすべて決めること(グループ、ボランティア団体と協力すること
2)ランプ、燃料、メシ持参
3)マスク持参←超重要
4)はしゃいだりしないこと。頑張ってくださいって言わないこと。
恐らく、高速関連激混みしますので、行く前に予定決めて行ってください。
工事と同様、前日の17時には翌日予定が決まってますので、情報収集を絶対忘れないこと。
2番目は色々書かれている人もいるので割愛。
ただ、今でも電気ガス水道下水道が通ってない地域結構多いので(津波冠水エリア)
仙台以外に行かれる方はヘッドランプ、ゴム手袋など安全に気をつけて準備してください。
3番目は最近テレビでも行ってますが、埃が舞いまくって肺炎が流行ってます。
大人だろうが、若者だろうが肺炎になっちゃいますので、できるだけマスクもっていくこと。
作業時もマスクすること。
相当埃立ちますので。通常現場ではそういう場所では水撒きながら作業しますが
なんせ水道不通ですので、マスクしてください。
4番目はあんまり気にしなくていいです。
行けば分かります。見て来て下さい。


怪我したときは必ず消毒して下さい。
破傷風などの感染症も考えられるため(土じゃなくてヘドロなので)そのままにしておかないこと。
みんなが安全にボランティア活動および東北救済活動に専念できますように
心ながらお祈り申し上げます。
というか来週には私も行ってますがw