ヘリによる汚染航空モニタリング結果について

ま、特に何もないですね
(基本的にガイガーカウンターで計測した内容とほぼ合致してます)
後は、若干群馬の山の中が広範囲に散らばっていることですかね。


で、これから何を判断すればいいということですが
弁当を手作りしたところで、スーパーなどの肉や野菜食ってたら完全に意味無いですよ。あいつら、”国産”表記をつけるから。
なので、確実に生産地分かるところから買ったほうがいいですよ。
米は二本松で暫定基準値超えしていることから
航空モニタリングで60万Bq/m2 を超えているところはほぼ問題外エリアといえるでしょう。(米作付けでシロカキしているために
田んぼの上層以下までセシウム汚染が広がっている為)


先ほどNHKで特集やっていましたが、全数検査ははっきり言って無理です(コストと流通とスピードの関係上)
ですので、サンプリング結果をメインに考慮するわけですが
汚染地域(ここでは6万Bq/m2の柏を想定)で色々食って飲んで
木造住宅で後半年住んでたら、外部被曝4.3+内部被曝3〜5=約7.3〜9.3mSv/年の被曝となり
大人だったら特に不問な数字ですが、赤ちゃんとかだったら
約10倍になるので、気をつけないとまずい数字です。


本年度までは冷凍在庫が殆どだと思われますのでいいのですが
在庫が切れる来年度はかなりシビアに生産地みておかないと
内部被曝がどんどん進むことになります。


この点で一番気をつけないといけないというか、抑えておかない数字は”暫定基準値”です。
既に原子力事故から半年たって、原子炉の発熱が収まって来たところなんですが未だに数字は暫定基準値のまま。
ごく短時間だけなんですけど、暫定基準値って。
半年も引きずって高レベル暫定基準値ってどうなんってんですかね?
とりあえず、キノコ類とキャベツを気にするのがいいかと。


ま、死にはしないですけど、気にしたほうがいいのも確かですよ。
なんせ、世界最悪の3基連続メルトダウンという記録尽くめの大事故ですから、危険な状態なのは変わらずですよ。